呪信メール

ウエイトレスが立ち去るのを待って、恵理子は喋り始めた。



「あの時、私と美知が撮影したでしょ」



「ああ、それがこのケータイってことか?」



「うん。だったら話が繋がる」



「何の?」



「だから都市伝説のよ」



「あっ、動画を見るなって……」


大吾はテーブルの上の携帯電話に視線を落とす。