呪信メール

「でね。例の話なんだけど」


恵理子はすぐに切り出した。



「呪われた携帯電話っていう都市伝説なんだけど知ってる?」



「えっ、イヤ……」


恵理子はバックから、先ほど美知の母親に渡された携帯電話を取り出して、テーブルの上に置いた。



それを見た大吾が一瞬真顔になって、ツバを飲み込んだのが分かった。