呪信メール

おそらく行ったからって、素人が調べられることなんてたかがしれているから、たいした成果は期待できないだろう。


それでも松田はノリノリだった。


若菜と二人きりで会えるのだから。


「富永さんはどこに住んでるんですか?」



「府中ですけど」


「じゃあ迎えに行きます」



「えっ?」



「だって別々に行くと、駐車場代とか無駄にかかっちゃいますからね」



本当は駐車場代も、会社の経費で落とせるのだが、松田は若菜を迎えに行き、自分の車で一緒に行動したかったのだ。