「今は何してらっしゃるの?」 「執筆中。今は寝てるけど」 「あら…今度はどんなものを書いているの?」 「よく分からないけど…タイトルは一喜一憂」 「なんで四字熟語?意味が分からないわ」 私も…と言いそうになって口をつぐんだ。 一度愚痴ったらそれを持ち上げられて止まらなくなるのが怖い。 「子供はやっぱり考えてないの?」 はいきた、その話。 母からの電話の中心となる話題は、決まってこの話だ。 しつこい、と返すけどもちろんスルーされる。