泣き虫ウサギと不器用ライオン




頭をぶんぶん揺らしていると、視界に見覚えのある顔が映った。



あっ、今朝の...!



「梨歩ちゃん、あの人」


梨歩ちゃんの肩を叩いて、こっそり指を指す。



「確かにちょっと不良っぽいね...」



すると突然、高い女の人の声が聞こえた。



「しゅーがっ!ねぇ、このあと暇でしょ!?遊ぼうよ〜」