輝樹の顔に近づきつつ・・・
やっばい・・
久しぶりに
こんな明るい下で
輝樹の顔を間近で見る・・・。
何、この長いまつげ・・・
っていうか・・・
ヒゲとか生えないわけ?
肌なんて
私より明らかにきれいだし・・・
「いつまで待てばいいんだ?」
そう言いながら
片目を開け
私の方を見て
再び閉じると
そのまま
両手で頭を掴まれるように
唇を引き寄せられた。
「んっ・・」
「ほら、口開けろ」
もう、完全に輝樹のペースにのまれ
すべてが どうでもよくなるくらいの
長いキスをされ
「ったく・・・・
いい加減 免疫つけろ」
私だって免疫つけたいよ・・・
免疫ついてくれたら
どんなに楽か・・・・。
でも、慣れないんじゃん・・・
心臓が 全身についてるみたいに
私の体
おかしくなるんだもん・・・



