ナンパ男との恋【番外編】

そんな事とは知らない輝樹は

タイミング悪く、

私の元へ来てしまい・・・


「水飲ませて?」

「あ、はい」

目の前にある
新しいボトルを渡そうとすると


「それでいいや」

と、私の飲みかけの水を手に
また撮影の場所へ戻って行ってしまった。


何か言われるかも・・・

そうビクビクしてしまう私に、


「ねぇ・・・・?」

話しかけられている・・・

これは 私に話しかけてるんだよね・・

どうしよう。


でも無視するわけにはいかない。


ここは・・笑顔で・・


「はい?」

とニコニコ笑顔で返してみる。


「新しいマネージャーさん?」


「はい?」


「前の あのメガネ女やめたの?」


メガネ女・・?


とは もしかして・・・・