ナンパ男との恋【番外編】

それから20分も経たないうちに
輝樹は 仕事へと出かけてしまい

この、何もない部屋に
取り残された私は

ぐちゃぐちゃになったベッドの上を
片付け・・・・


言いようのない寂しさに襲われる。



輝樹がいないと

こんなにも周りの空気が、風景が変わるんだろうかってくらい

どれだけ私にとって必要な存在なのか

嫌というほど思い知らされる時間だ・・・