ナンパ男との恋【番外編】

「ほんとに いいの・・?」


「いいも何も 俺は
春菜のもんだし?」


普通に こんな事言えるんだから

ほんと・・・・


「輝樹には 敵わない・・・」


けれど、キスマークをつけるという事自体

経験が乏しく・・・

加減というものが分からない。


何だか・・・

口の中に 血の味がする・・・・

とは思っていたけど・・・

やはり・・・


案の定・・・・・


「手加減ってものを
知らねぇのか・・?
紫になってんじゃねぇか・・」


「ごめん・・・・」


肩には 歯型、
首には 紫色のキスマーク・・・


自分で言うのも
何だけど・・・


どんだけ

独占欲の強い女なんだろうって思ってしまう。