「それくらいです・・・」

「あ、そう。
体温は・・・38度ね。」

「このくらいの熱で学校行かないでいいなんて 
最近の子はいいわね~」


たしかに 高熱とは言えないけど
何も そんな事言わないでも・・・


「え~と・・・それでは
こっちの部屋にどうぞ」


カーテン一枚越しの向こうへ行き
数分すると、

白衣姿の先生が
すぐに来た。


「咳がでるのか・・・
音聞かせてくれるかな・・」

「あ、はい」

服を上にまくりあげようとした時

後にいた さっきの看護婦さんが

下着までまくりあげ
関係のない胸そのものを さらけだした。


「あら・・ごめんなさい。ふふふ」


絶対 わざとだ。


「点滴すれば 熱も下がりやすいけど・・・
しとこうか?」


「はい、お願いします」


と言ったけれど・・・


後悔したのは

そのすぐ後だった。