翔SIDE



ゆうは最初、恥ずかしそうに俯いていた



可愛いんだよ。




ゆうにとって怖い過去がある




『…や…やさしく…してね…』



『大丈夫だから。』




もう、とまんねぇ。




大学



『ゆうー。』



がばっ!



ほんとに、毎日毎日抱きつきやがって。



『ゆうと。俺のもんだから。
と、結婚すっから。』



『『『えっーー。』』』



『そんな。俺狙ってたのに。』




『ゆう。本当?』




『えっ。本当だよ。』