翔SIDE



3年間はあっと言う間だった。




俺達5人は大学入試に合格して同じ学校にまた通うことができる。



卒業式


『翔ー。』



もう、学校のみんなにはゆうの事はばれていた。




先生達は気づいてない振りしてたけど。




『おう。』



『これでいいのかな。』



はぁ。制服なんてどうでもいいだろ。



『いいんじゃね?』



『ちょっとー。』



これから、大学生。




今まで通りずっと会う事は、出来ない。




大学は一緒だけど、さみしいよな。



なのに、朝から…



はぁ。