ヒミツなんだからね


ゆうとは気づいたんだろう。




ゆうの正体に。



そして、恋してる




ゆうは渡すつもりないからな。




ゆうSIDE



すごい。速い。




やっぱ、男子だね。




『ゆうー。ちょっとこれ運んで。』




『あ。あー。』



持たされたのは、はしご。




うわ。重い。




ドンッ




グラッ




気づけば目の前は白い天井だった。



『よかったわね。擦り傷だけですんで』




『あ。先生ー。』