ヒミツなんだからね



ふわっと暖かいものに包まれた。



涙がとまらない。



いままで、何かモヤモヤしたものが、心の中にあった。




それが…少しずつ晴れていった。



クラス




翔SIDE



『明日からゴールデンウイークに入る。
事故にあわないようにな。』




先生の適当な注意があった



『おっ。ゆう。それって彼女から?』



『違うから。』




『デートの誘いじゃんー。それ。』




『いいなー。写真見せてー。』




『ダメ。』




『けちー。』



彼女なわけないじゃん。女なんだから。