……何してんだ俺。 すぐさま瑠奈から離れて理性を保つ。 驚いたのかそのまま固まっている瑠奈を見てられなくて、あえて近づく。 「あの時より上達してんじゃん。(って言うか上手すぎるんだよ)そのご褒美な⁇」 とりあえず、キスした事はご褒美と言う事にしておく。 瑠奈をみて微笑むと教室から出る。 「はあ、やられた………」 人気のない廊下を歩きながら、呟く。 瑠奈を見ていると、自分を抑えられねえ。 「俺のモノにしてやる」 俺はこれからを考えてフッと笑いながら、南棟を後にした。