「瑠奈っ♪」




莉麻との待ち合わせ場所に行くと、後ろから抱きついてくる。





「おはよう」




「おはよう♪学校行こ?」




莉麻と学校へ行きながら、昨日の仕事の事を話す。





新曲の事を話すと、それはそれは満面の笑みを振りまく莉麻。





その笑みにノックアウトされた男の子達がバッタバッタと倒れていく。





あーあーあー、全くこの子は………





「うん、莉麻が喜んでくれるのはすっっごく嬉しいんだけどね⁇」




「うん‼それがどうしたの⁇」




そういいながら首を傾げる莉麻にあたしまで倒れそうになる。





はぅ‼可愛すぎる‼威力あり過ぎでしょ‼





………じゃなくて、しっかりしろ自分‼





「周りにいる男の子達が倒れるから、周りの方々を気遣ってあげて?」




莉麻はキョロキョロと周りをみて「てへっ」と笑う。