……あーあーあー、遂に美那までうちのお姉ちゃんみたいになってきちゃったよ。 こうなったら誰にもこの2人は止められません。 散々お姉ちゃんにコレで振り回されてますから。 「……はぁ……」 「「よし、こうなったら気合い入れなくちゃね!!!」」 「……アハハハ」 あたしは乾いた笑いが零れた。 ………なんで自分の事じゃないのに、あの2人が熱くなってるの⁇ 「………もしかして、美那と莉麻って意外と熱血系⁇」 そんなあたしの呟きは美那達に聞こえる事もなく、空に消えていった。