―――――それ以来、私はあの日を封印するように、過ごすつもりだった。


だけど。


亜姫は、犯罪者を制裁し始めた。


理由はまぁ、教えてくれなかったけれど…


私達は双子だし、なんとなく、亜姫が制裁をする理由には気が付いていた。


…………亜姫は、きっとあの子に脅されてるんだ。