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放課後を楽しみにしていたら、授業なんてあっという間に過ぎていった



今日はぼーっとしちゃっていたけど、この学園で授業を聞いているのは、私くらい。




あの真琴でさえ、居眠りをしている




蓮はというと……ヘッドフォンで音楽を楽しんでいた





そんな感じで時間は過ぎていき、とうとう放課後になった











「璃姫ー。行くよー?」





「うん。」






2人のもとへ駆け寄る私を、




『なんか、璃姫さん、嬉しそうぢゃない?』
『確かに、相変わらず無表情に見えるけど、なんか嬉しそうかも』






クラスメイト達は珍しいと声をそろえていた











――――皆さん!私、ゲーセンとやらに行ってきます!