The Story~恋スル君ヘ~

「ごめん!何か、変なこと言っちゃったね・・・」

あたふたとする森瀬。

かわいい、じゃない。
君の表情に対して思うことは、もう違う。










・・・綺麗だ。






「いや、俺もだし」

照れは、上手く隠せているだろうか。

「え・・・」

「俺、サッカーやってるだろ。
それはやっぱり、1つのゴールを狙っていくっていう潔さが好きだからなんだ。
・・・森瀬と同じだよ」



同じだよ。
なぁ、森瀬。
同じなんだよ。







そして、願わくば。
















この想いも同じであることを。