そんな感情を抱かせるのは琴美を産んだ親のせいなのに、琴美はまだ17歳だ。
毎日必死になって、アルバイトと言って自分を売りながらそのお金を親に家賃といって払っていた。
そんなある日、琴美の母親は琴美の通学用バッグの中身をみてしまう。
封筒の中に現金10万円を入れていた。
琴美が帰宅するなり母は琴美に問いただす。

母「ねぇ、なにこれ?」

琴美は怒られると思い黙りこんだ。
すると琴美の母が衝撃的な言葉を口にする。

母「琴美ー、ママの評判はさげないでよ。あんたこんだけ現金が稼げるならもっと私が働かなくていいように稼いできてよ。産まれてきた迷惑料と思ったらそのくらい平気でしょ。」