潤平は夢とリアルを毎日行き来している。
現実では残酷な支配者。
しかし、夢の中では潤平自身が支配される。そんな毎日をすごしながら、すこしずつ、夢と現実の境界線がぼやけていた。

だけれど潤平は残忍な売れっ子ホストとしてのまさとを演じている。
僕という人物を慕い、媚びる後輩を可愛がる一方で気にいらない奴は潰す。世の中はサバイバルレースだ。食うか、食われるか、ただそれだけだ。

そんなサバイバルレースに勝ち続ける潤平を冷めた瞳で見続ける奴に潤平は出会うことになった。