琴美は頭の中で朦朧と考えていた。
私のなりたいもの…潤平といる普通に幸せになれている私かもしれない。

私のやりたいことは本当はやりたいことではないかもしれない…

そんな時誰かがこう言っていたのを思い出した。
成功者は二兎追うものだ…

つまり、それは両者にうそをつくということ。
琴美は深くかんがえた。
だから答えを出せずにいたから、潤平に珍しく相談をした。