「え……?」
別れる…? 凛ちゃんと…?
あまりの衝撃に何も言葉が出てこない。
「短い間でしたけど、先輩と一緒にいられて幸せでした。
…ありがとうございました。」
泣きそうな声でそう言いながら、凛ちゃんは荷物を持って立ち上がる。
ーパシッ
「凛ちゃん……っ!」
屋上から出ていこうと歩きだした凛ちゃんを何とか繋ぎ止めたくて、咄嗟に腕を掴む。
「オレ…何か凛ちゃんの気に障ることとか、した…?
嫌なとことかあるなら直すから、別れるなんて言わないでほしい…っ」
端から見たら、何て情けないんだろうと思うけど。
ようやく凛ちゃんと想いが通じて、これから2人で沢山素敵な思い出を作っていけるって思ってたから。
凛ちゃんと別れるなんて…考えたくもない。



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