掟破りな彼女。~甘々な先輩と、意地っ張りなあたし~




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【陸サイド】



ー次の日。



「…おはよう、ございます」



「あ、うん…おはよう」



いつもなら、オレがインターホンを押してから凛ちゃんが家から出てきて…って感じなんだけど。



今日は、オレが来るより早く、凛ちゃんが家の前で待っていてくれた。



「あの…」



学校へと歩き出してすぐに、凛ちゃんが小さく口を開いた。


「…ん?」



「お昼に…話したいことがあるんです。いいですか?」



「?…うん」



何だろう。



嫌な予感がする…。