[凛サイド]
「ねぇ、凛ちゃん」
学校を出て、少し歩いて人が少なくなると、気まずそうに先輩が口を開いた。
「…はい」
「えっと…その、幼なじみには告白、できたの?」
「何で…何でそんなこと、聞くんですか…?」
先輩は、あたしが伊吹に告白したこと、良かったって思ってるのかな…?
「先輩、はそんなにあたしに伊吹に告白、してほしかったんですか…っ?」
「え?凛…ちゃん?」
どうしたの?と先輩は驚いているけど、そんなこと気にしていられない。
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