お兄さんのいた時とはだいぶ変わったよ。 弥生姉さんの死は無駄じゃなかったよ。 弥生姫がいたから・・・。 そう思って私はお兄さんの手を包んだ。 少しでも早く・・・。 「・・・き、きるう・・・?」 「お、お兄さん!」