「き、姫琉・・・。」 「何、なんか文句ある?」 ハラッ。 「お前な、なんてことしたんだよ!」 「いいじゃないの、あなたに怪我はさせてない。」 「そういう事じゃない!」 そうね、私は姉の敵と思って 貴方に今私と同じ思いをさせてしまった・・・。 「もう少しで俺に刺さってたじゃないか、ナイフ!」