放課後演劇部。







「さすがだね、キルちゃん。」

「お褒めに預かり光栄ですよ。」

「君みたいに無駄のない戦い方をする人間、見たことないよ。
 美しい。」


「次はあんたよ。
 こいつらみたいになる覚悟はある?」

「キルちゃんってぴったりな名前。」

「英語にしたら、って意味?」

「分かってたんだ。」

「当たり前じゃない。
 正しくは、きるうですけどね!」



その言葉で私たちの戦いの火蓋は落とされた。


翔二の動きはなかなかの物。
伸びてる手下邪魔!


理科室の機材と翔一に危害が及ばないように・・・。