「僕と彼女がつながっているのは、良くも悪くもインターネットだ。」
携帯に彼らのサイトの更新履歴が残る。
開いてみると、そこには中の様子がアップされていた。
生中継・・・。
翔二の手にはナイフ。
周りの子分達もあらゆる道具を持っている。
翔一は縛られていて。
抵抗しようにもできないだろう。
「これから兄貴をここで痛めつけたら、
嫌でも来るだろうね・・・。」
「俺は囮か。
・・・見てるんだろう、弥生姫。
これから何があっても来るんじゃねえぞ!!」
私を守ってくれてる・・・。
「まぁ、そんなこといってられるかな?
痛めつけてあげな、皆!」


