連れていかれたのは人気のない ごみ置き場。 「ご用件はなんでしょうか?」 「君、鏡賀姫琉?」 「何言ってるんですか?」 この前会ったじゃないの。 めっちゃ話したじゃない。 「お前がそうかっていってんの!」 怒鳴りやがった、この野郎。 「そうですけど。」 「じゃあ、弥生って君の姉?」 「そうですよ、あんまり覚えてないですけど。」 「どういう事かな?」 嘘で固めていくしかないね。 知ってるなんて言ったらややこしい。