「よし! 俺についてきてっ!」 「はぁ!?」 私の手を取って走り出したあなたは。 不覚にも、キラキラして見えて。 少年の様で。 ずっとあなたを恨んで生きてきた私には。 恨みの感情が私の本当の心を埋めていたから。 お姉ちゃんを殺してない。 一瞬でも、そう思ってしまう。 自分が嫌い。 この手で人を突き飛ばしたの? 私の手を引く、この手が?