─激愛─

「行ってきます!」




そういって元気よく玄関で挨拶する憐を見て私はふと思ってしまった。




─────あれ、外に出れば逃げれる…よね…?




でも、逃げればどうなるのか。それを考えたらその考えは弱まった。





「行ってらっしゃい。」





珍しく憐のお父さんとお母さんが二人で迎えてくれて私達は笑顔で手を振って出た。