「なんで田舎のツアー券!??」




そう、手に握っていたのは私達が住んでいる場所よりも田舎のところだった。




「空気吸いに行こうぜ!」




そう言って憐は笑顔になった。




その笑顔も歪んだ笑顔じゃなくって私は何故か安心した。