─激愛─

「じゃあ…、いつからいるんですか?えっと…。」







「凪沙よ。私の名前。」








「あっ、凪沙さんはなんでこんな場所にいるんですか?」








「うーん…、確か16の誕生日の頃に此処に入れられたからー…。20年くらいかなあ…。いちいち数えてなかったからよく分かんないけどね。」










そういってくすくすっ、とこんな状況で笑える凪沙さんを見て私は少し安心した。