「母さん、楽しい?」








俺と父さんは母さんに歪んだ笑顔を見せると母さんは泣きながらも頷いた。







「そっか、じゃあ今日はこれで終わりだな。」








父さんはそういうと母さんの腕に刺さったカッターをとって台所に行ってタオルをとって来た。







母さんの傷を拭くためだ。







「じゃ、俺もう上行くね。」








ここからはつまらないことも知っていたから俺は颯爽と自分の部屋に向かった。