─激愛─

「ピーンポーン」







震えていたはずの体が緊張のせいかいっきに止んで目の前のドアが開くのをじっと待っていた。








「あ、優希ー?」








そう言ってドアが開き始めた。








─────憐が出てきたら直ぐにこれを刺すんだ…。








必死に握っている包丁をバレないように背中に隠して、直ぐに刺すことができるように自分に言い聞かせた。








「ガチャッ…。」








完全にドアが開いてそれと同時に憐の顔が出てきた。








でも…。