─激愛─

「ピピピピピッ…。」







「できたー。」








かれこれ1時間程で出来上がったクッキーはボックスクッキー。鈴の一番の得意な料理。








そこら辺に置いてあった袋にクッキーを詰めてメッセージカードを入れて私は荒々しく家の戸締りをし、爽さんの家へと向かった。








─────勿論、鈴には内緒で会いに行くんだけど…。









爽さんから昨日のように後押しするような電話があるのかな。と途中携帯を開いたがとくに携帯に昨日と違ったことは見当たらなかった。









「さて、行きますか。」









今日から休日入りしたせいか、駅には人がたくさんいてすぐにでもその波に飲み込まれてしまいそうな勢いで私はそれでも前へと進んでいった。