次の日

学校に行くのが憂鬱だった。
だって、昨日あんなことがあったんだし...



だけどそんな理由で休むわけにもいかず、ベッドから降りた。



「おはよー...」



「おはよ。早く準備しないと遅れるよー」



「うん...」




お母さんに言われても、イマイチ頭が起きない。
仕方ないから洗面所で冷水を顔にパシャパシャした。




「...よしっ、起きた!」



急いで2階に上がって、服を着替える。
途中でケータイが鳴ったけど無視。
あとで返せば大丈夫だし。


「ごはんー」


下からお母さんの声。



「はーい」


そう返事して階段を降りた。