「なぁ、そっち行っていい?」 えっ? 今、なんて・・・? 聞き間違いじゃないよ、ね? 「・・・うん」 そう言うと、神谷くんは私の隣に座った。 ヤバい!! 心臓持たないよぉ・・・。 だって、距離が近い!! 「もっとこっち寄れよ」 私の肩をグイッと自分のほうにもっていった。 頭が、神谷くんの肩に・・・!! 「あっ、あの・・・」 「ん?」 「なんでこんなことに・・・?」 「さぁ?」 さぁ?じゃないでしょ!! 期待・・・しちゃうじゃないですか。