「もう日が暮れてきたね・・・」 「だな。」 学校帰りだったから、時刻は5時30分。 少し、暗くなってきた。 曇りだからね。 「ごめんね、一個しか乗れなくて」 「気にすんな。別にいいし」 「うん、ありがと」 「おう」 沈黙・・・。 どうしよう。 あっ!そうだ、あれ乗りたい。 私は勇気を出して、言った。