あといるのは…刀。 いや、刀じゃ斬りぬくのは無理だ。 『トシー』 土「なんだ?」 『懐刀とかってある?』 土「持ってるが…何に使うん…」 『貸して!!』 土「ほらよ」 トシは言葉を遮ったことを多少怒っているのか、眉間にしわを寄せている。 でも、私はそんなことを気にしている暇はない。 シカトするがごめんよ。