リカにお茶をだして、ふたりで
ちょっとゆっくりしてから
新宿までタクって行った
新宿の空はどす黒いけど
夜にもかかわらず、街は
人で溢れかえっている
東京生まれの東京育ちだけど
時々人の多さに酔ってしまぅ
おいしぃって評判なレストランに
入って、軽くごはんをすませると
リカのケータイがなった
「もしも〜し?あっ陸先輩ですか?
いまですか?いまは琉華と新宿の
椿ってとこでごはん食べてますよ〜
ん?あっ大丈夫ですわかりますょぉ
じゃいまからぃきますねー」
そういって、電話を切ったリカ
「陸先輩がいまから合流しよう
だってさー」
「どこのBARにぃくの?」
「なんか六本木のBARっていってた
とりま外でよぅ」
あたしとリカはお会計を済ませ
六本木までまたタクっていった
「あれ?琉華
いつもしてるおきにのシャネルの
ネックレスどうしたの?」
途中急にリカにそういわれ
自分の首もとさわってみると
確かになぃ!
そういえば今日家帰ってから
ネックレスつけてる感触まったく
なかったよぅな気がする
斗真ん家にわすれたのかな?
まっいっかぁー
六本木につき、リカの先輩と
合流して、リカの先輩の
行きつけでぁるBARにつれて
いかれた
「あっ紹介かなり遅れちゃった
けど、こちら陸先輩でー、
こちらリカのいちばんの親友の
琉華でーす」
「琉華です
よろしくお願いします」
「あっご丁寧にどうも笑
俺、陸。陸って呼んで
俺は勝手に琉華ちゃんって
呼ぶから!あっちなみに敬語とか
いらねーから」
「えー!ちょっとぉー
陸先輩あたしにはちゃんと敬語使え
っていってるのにー」
「しょーがねーな
そんじゃおまえもタメ語でいぃぞ」
「やったぁー!さっすが陸先輩」
軽く自己紹介をしたあたしたちは
とりまボックス席にすわった
リカの知り合いの先輩っていうから
どうせろくでもない男だろうと
思っていたけど、大当たり
この陸って人は見た目からして
THEギャル男って感じで
ロン毛だし、金パだし、ピアス
も結構あいてる
でも顔はすっごく綺麗で、
たぶん街歩いてても逆ナン
されるレベル


