〜Memory〜




びくっとなって、ディスプレイ
みたらリカからだった

リカとは同じ高校で、
昔からつるんでて、いわゆる
悪友ってやつ

「もしも〜し琉華?
いまどこぃんの?」

相変わらず声が甲高い
こいつは家にいるときも
こんな声で喋ってんのかよ笑

「いま家だょーどしたのー?」

「えっうそ?!琉華が家に
いんの?超珍しいしー!
えっなんの心境の変化?」

「うるさーぃだまってー
で、どしたの?」

「ごめんごめん笑
今日知り合いの先輩と
BARにぃくんだけど、
先輩が女の子誘えってうるさくてさー
琉華もしよかったらどぉかなーって」

「今日は特になにも予定ないから
大丈夫だけど」

「あっほんと?よかったぁー
琉華みたぃな美人がきたら
先輩も絶対喜ぶょ!まぢ
ありがとぉ!」

「ぜんぜーん
でもあたし空腹ではさすがに
呑みにはいきたくなぃから
その前にごはんたべに行きたいん
だけど」

「あっ全然OKょ!じゃリカと
一緒にごはんたべにいこーょ!
そんじゃ8時に琉華ん家ぃくから
準備しといてねーばぃばーぃ」

そういって、一方的に電話を
切られた

時計をみると、もう3時を回っていた
たぶん今日の夜はオールになるから
ちょっと睡眠をとろっ!