そのまま歩夢からの言葉も待たずに
あたしはスタスタと
屋上からでていった

なにょあいつ
偉そうに!

連絡なんて絶対してゃんねーょ

教室に戻るとだれもいなかった

時計をみると五時間めがはじまった
ばかりだ

体育かー

あたしはいちばん窓側の
席にすわって窓をあけ
校庭をみていた