自信満々な顔ですらりと
言い終えた彼をみて
なぜか苛立ちを感じなかった

「問題ぁりぁりっしょ?まず
あんたのこと知らないし
てゆかあたしの名前知ってるって
ことはあたしの噂もしってる
ってことでしょ?だったらいますぐ
あたしの目の前からきえて!」

「琉華の噂って?学校内の男と
ほとんどやってるって噂?
だったら俺と一緒じゃん
俺だって学校にぃる女の子ほとんど
食ってるし、お互い様でしょ?」

「なにいってんの?とりまあたしは
あんたとつきあう気なぃから」

「そっかぁーいきなり彼女は
さすがにまずかったかー
じゃー友達からはじめよぉょー
だったらいいだろ?」

「友達だったら別にいぃけどー」

「やったぁー!これ俺のLINEのID
だからおくってきて
そんじゃまたな琉華」

急に渡されたそのメモ紙には
男の子だとは思えない綺麗な字が
かかれてあった

友達になってくれてぁりがとぅ
連絡してねーまってるから

なにこれ?まるで最初からあたしが
友達になるってわかってたらみたぃ
じゃん?なんだか負けた気がする
このままじゃ絶対終わらせないから