そこで昼休みが終わるチャイムが鳴った。 私は先に戻ろうと思って足早に歩いた。 「ちょっと、歩くの早いよ凪」 「アンタが遅いだけ」 「はは、そうかも」 面白くもないのに笑ったりして馬鹿みたい。 午後の授業なんだっけ? まあ … 良いかな。 なんとかなるでしょ。 宮杉の印象変わった気がする。 不思議な奴、になった。 これからどうしようか。 私はそんな事を考えながら歩いていた。