「えー…っと…」


「あの…
 私で良ければお話し伺いたいです。
 
 1人でそんな悲しい顔…
 なさらないでください。」


そう言う女将さんの顔は
すごくたくましく見えた。


やっぱりメンタルセラピストだ…


素直にそう思った。