「こうして玲衣の後ろに乗るの きっと最後になるね。」 「そう…だな。」 卒業したら別の道に進む。 玲衣は東京の大学に進んで あたしは近くの短大に進む。 明菜も東京の美容の専門学校に進み、 夕陽と翔太は家の都合で就職する。 当たり前に過ごした日々が無くなる。 玲衣が隣からいなくなる。 なんとも言えない悲しさが溢れる。