すると、一瞬中にいる金髪の男と目が合ってしまった。 まずい!と思って、慌てて目を反らした時には、もうすでに遅くて。 「カノジョかわいいねー!」 仲間の一人の赤髪の人を連れてやってきた。 「俺たちとこれから遊ばない?」 二人にこうして目の前に立ちはだかれると、少し怖い。 いや、かなり。 「やっ……あの……」 怖くて、体は震えるし、声も出ない。